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アレルギー検査とは
アレルギー検査とはアレルギー体質なのかどうかを確かめたり、目のかゆみや白目の充血、くしゃみや鼻水、じんましんや発疹、喉の痛みや腫れなどを引き起こすアレルギー症状の原因となる物質アレルゲンを調べたりするための検査です。
アレルギー症状が起こるメカニズム
アレルギー症状は次のような順番で引き起こされます。
- 1.アレルゲンが体の中に侵入する
- 2.免疫システムの一部であり、本来主に寄生虫を排除すると考えられているIgE抗体が大量に作られる
- 3.皮膚・粘膜にある免疫細胞である肥満細胞とIgE抗体が結合する
- 4.マスト細胞がヒスタミンなどの化学物質を放出する
- 5.アレルギー症状が現れる
当クリニックのアレルギー検査
大阪市西区・西長堀のみよし眼科では、様々なアレルギー検査のうち、涙液中のIgE検査と血液検査を導入しています。アレルギー症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
涙液中IgE検査
通常IgE抗体は、検査をしてもほんの少ししか検出されません。しかしアレルギー体質の方の場合、通常よりもIgE抗体が多く検出されるため、検査によってアレルギーが起こっているかどうかを調べることが可能です。
当クリニックが導入している涙液中IgE検査は、専用の試験紙に眼球表面の涙をしみ込ませ、検査用の液に試験紙を浸すことで、涙に含まれるIgE抗体を検出することができます。
アレルギー反応ではなかった場合は、よく似た症状が現れる他の病気、例えばウイルス性結膜炎や細菌性結膜炎などの可能性を検討していきます。一方、アレルギー反応であることが判明した場合は、ご希望によりアレルゲンを特定するための血液検査も行っています。
血液検査
アレルゲンが体内に入ってきた際に作られるIgE抗体は、アレルゲンの種類に応じて微妙に異なる形をしています。これを抗原特異的IgE抗体と言います。この抗原特異的IgE抗体を判別し、アレルゲンを絞り込むことができる検査が血液検査です。
当クリニックでは注射器を使わずに指先から簡単に採血ができ、20分で結果がわかるサーモフィッシャーダイアグノスティックス社のアレルギー検査を導入しています。
この検査では、イヌ・ネコのフケ、ヤケヒョウダニといったハウスダスト系のアレルゲン、シラカンバやスギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギといった花粉系のアレルゲンについて調べることができます。