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- 目が充血している
こんな症状はありませんか?
目の充血は、目の白い部分の細かい血管が拡張して赤くなった状態を指し、様々な原因によって引き起こされます。次のような症状が見られる場合は、目が充血している可能性があります。
- 目の白い部分が赤く見える
- 目に痛みや不快感がある
- 目がかゆい
- 目やにが多くなる
- 視界がぼやけることがある
- 目が乾く など
目が充血する生活習慣
ふと鏡を見ると、両目が赤くなっていたり、片方の眼球だけが真っ赤に染まっていたりすることがあります。
これを一般的に「目が充血している」と表現しますが、厳密には目の表面の血管が何らかの原因で拡張し、普段は見えないほど細い血管が目立って見えることを充血していると言います。白目の血管が破れることで出血して真っ赤に染まっている場合がありますが、充血と出血は全く別のものです。
目の充血は、次のような生活習慣が原因で現れる場合があります。
- パソコンやスマートフォンの長時間利用
- 度数の合っていない眼鏡・コンタクトレンズの使用
- 精神的なストレス
- 目の渇き
- 睡眠不足
- 飲酒
- 長時間のコンタクトレンズの使用 など
この他、目を擦ったり、目にゴミが入ったりといった外的な刺激を受けた場合も、充血や出血を起こすことがあります。
しかし目の充血の原因が何かしらの病気であった場合は、適切な治療を受ける必要があるため、注意が必要です。
目が充血している場合に疑われる病気
目が充血している場合に疑われる病気には、次のようなものがあります。
アレルギー性結膜炎・花粉症
特定のアレルゲン(花粉、ダニ、ペットの毛など)に反応して起こる炎症です。目のかゆみ、涙目、充血を引き起こします。
感染性結膜炎
細菌やウイルスによる感染が原因で発生します。目やにや痛みを伴う充血、かゆみが特徴です。
ぶどう膜炎
ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)で起こる炎症です。痛み、視力の低下、光に対する過敏などを伴う充血が見られます。
角膜障害
感染、コンタクトレンズの不適切な使用による酸素不足。
眼精疲労
長時間の読書やパソコン作業などによる目の疲労です。充血の他に、目の痛みやかすみ、頭痛を引き起こすことがあります。
ドライアイ
涙の量が不足することで目が乾燥し、不快感、かゆみ、そして充血を引き起こします。
急性閉塞隅角緑内障
急性閉塞隅角緑内障は、急激に眼球内の圧力(眼圧)が上昇する病気で、目の充血以外に目の痛みや目のかすみ、頭痛や吐き気、嘔吐といった全身症状も現れます。放置すると数日のうちに失明する危険性があるため、迅速な対応が必要です。
目が充血している場合の検査
目の充血・出血が見られる場合は、視力検査や眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査といった基本的な検査に加えて、次のような検査の中から、問診・視診の内容に応じて必要なものを実施していきます。
- 視力、眼圧
- 涙液検査
- アレルギー検査
- アデノウイルス検査
- 眼底検査、細隙灯顕微鏡検査
- 蛍光眼底造影検査
- 血液検査
- 胸部X線検査
- CT検査
- OCT など
大阪市西区・西長堀のみよし眼科では、眼科で行われる検査のほとんどを行うことが可能です。また蛍光眼底造影検査の他、胸部X線検査やCT検査などが必要な場合は、提携する基幹病院を紹介させていただきます。
目の充血は、放置していても治まる場合があります。しかし病気によるものなのか、一時的なものなのかをご自身で判断するのは困難です。充血が1日以上続く場合や、他の症状を伴う場合は、お早めに当クリニックまでご相談ください。