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視力に合った眼鏡・コンタクトレンズを選びましょう
屈折異常について
私たちが何かを見ている時、光は瞳孔から入って、ピントを合わせる役割を果たしている水晶体で屈折させられた後、眼球内の大半を占める硝子体を通過して、網膜に到達します。網膜の視細胞に光が当たると電気信号が生じ、その信号が視神経を通じて脳に伝達され、脳が何が見えているかを認識します。
この時、水晶体の屈折力が強かったり、眼球の長さが長かったりすると遠くのものにピントが合わなくなります(近視)。逆に水晶体の屈折力が弱い、もしくは眼球の長さが短いと、近くのものにピントが合いづらくなります(遠視)。また水晶体の縦方向と横方向の屈折力に差がある場合は、二重に見えたりすることがあります(乱視)。
こうした症状を屈折異常と呼び、一般的には眼鏡やコンタクトレンズの使用により視力を矯正する治療方法がとられます。
合わない眼鏡・コンタクトレンズが及ぼす影響
屈折異常の程度は、加齢や体調、その他の要因により変化します。そのため、一度自分に合う眼鏡やコンタクトレンズを作ったからと言って、ずっと同じものを使い続けられるわけではありません。なぜなら、使用しているうちに自分に合わなくなっている可能性があるからです。
合わない眼鏡・コンタクトレンズを使用し続けると、単純に見えにくくなるばかりか、頭痛・肩こり・吐き気・目の痛みなどに繋がる可能性があります。特に視力を形成する時期である6歳以下のお子様の場合、適切な視力矯正をせずに放置していると、視力が発達しないままになって弱視になることがあります。
こうしたリスクを避けるためには、定期的に眼科で検査をし、その結果をもとにご自身の視力に合った眼鏡・コンタクトレンズの処方を受けることが重要です。
眼鏡・コンタクトレンズの処方の流れ
眼鏡処方の流れ
屈折検査・視力検査をした後、15分ほど実際にテストレンズを入れた眼鏡を装用していただき、見え方が良いか、疲れないか等をチェックします。
その上で医師による診察で処方を確定します。
コンタクトレンズの処方の流れ
屈折・視力・眼圧検査の後、涙が十分出ているか、角膜はいたんでいないかの検査をします。涙や角膜に問題がなければ、コンタクトレンズを装用してフィッティングをチェックします。
検査・診察の内容をもとに、患者様の目の状態や使用目的、要望などに合わせて適したコンタクトレンズの選定を行っていきます。装用感、フィッティングが良好なら処方となります。
近年はコンタクトレンズにも様々な種類があり、当クリニックではお子様の近視進行抑制効果があるものや、遠近両用のものなどもご提案することが可能です。
眼鏡は処方せんをお渡ししますが、コンタクトレンズは販売となり処方せんの発行はしておりません。
眼鏡の購入
任意の眼鏡店に処方せんをお持ちいただければ、その内容に基づいたレンズの眼鏡を購入することができます。
当クリニックおすすめの眼鏡店
大阪市西区・西長堀のみよし眼科で作成した処方せんは、どの眼鏡店でもご利用いただけますが、当クリニックでは「眼鏡をどこで買えばいいかわからない」という患者様には次のお店をご紹介しております。
大阪・福島の眼鏡店「ラインメガネ」
関西電力病院に程近い、JR東西線新福島駅前にある眼鏡店です。同店は病院や眼科での視能矯正検査のサポートも行っており、お一人おひとりとしっかりとコミュニケーションをとって、ぴったりの快適な眼鏡を作ってくれる昔ながらのお店です。
こども眼鏡アンファン
約30年に渡って成長途中にあるお子様に合わせた眼鏡選びをサポートしてきた、こども眼鏡専門店です。大阪では高島屋大阪店、大丸梅田店にお店があります。