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こんな症状はありませんか?
明るいところに出れば、視界も明るくなるはずですが、もし明るいはずのところに出ても全く目が見えないという場合もちろん、視界が暗いまま、もしくは視野の中に黒い部分がある場合は、何らかの病気の可能性があります。
この症状には、深刻な視力低下や失明に繋がる可能性が高い病気が隠れていることがあるため、自覚症状がある方は早期に眼科を受診するようにしてください。
- 突然、全体的に視界が暗くなる感覚がある
- 特定の環境下で視界が暗く感じられる
- 片目だけ、または両目で視界が暗くなる
- 視界の暗さが日によって変化する
- 視界の暗さが一定期間、続いている
- 明るい場所から暗い場所へ移動した時、見えづらい など
視界が暗くなった場合に疑われる病気
視界が暗くなった場合に考えられる病気には、次のようなものがあります。
糖尿病網膜症
糖尿病は血糖値を調整するホルモンの量が不足していたり、効き目が低下したりすることで、慢性的な高血糖状態になる病気です。高血糖状態が長く続くと、全身の毛細血管に障害が生じ始めます。この障害が網膜に起きるのが糖尿病網膜症で、障害が起きる場所によって視界が暗く感じたり、黒い部分が見えたりすることがあります。放置すると失明に繋がる危険性の高い病気です。
網膜剥離
何らかの原因で網膜が剥がれてしまい、その部分の視野が失われてしまう病気です。剥離が広範囲におこると、全く目が見えなくなり、目の前が真っ暗になる場合があります。このような症状が現れた場合は、一刻も早く適切な治療を受ける必要があります。
加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症は、加齢に伴って網膜中心の黄斑部に異常が生じる病気で、視野の中央に黒い部分が現れる場合があります。進行すると視力低下や失明などに繋がる恐れがあります。
硝子体出血
眼球内で出血が起こり、眼球内の硝子体に血液が流れ込んだ状態を硝子体出血と呼びます。本来透明な組織である硝子体が血液で濁るため、視界が暗くなったように感じることがあります。出血量や出血原因によっては、失明に至る場合もあります。
網膜動脈閉塞症
網膜静脈閉塞症
網膜に張り巡らされている静脈に詰まりが生じる病気で、それに伴って血流の悪い部分や網膜のむくみなどが生じた結果、視界が暗くなる場合があります。血流が悪い部分が広範囲だと新生血管という以上血管が育成し、硝子体出血や緑内障、網膜剥離などに繋がる可能性があります。
緑内障
一過性脳虚血発作
視界が暗くなった場合の検査
視界が暗くなった場合、眼科では原因を探るために次のような検査を行います。
- 視力検査
- 細隙灯顕微鏡検査
- 眼圧検査
- 隅角検査
- 眼底検査
- 視野検査
- 蛍光眼底造影検査
- 光干渉断層計(OCT)検査、OTCA
大阪市西区・西長堀のみよし眼科ではこのうち、蛍光眼底造影検査以外の検査を実施可能であると共に、原因に応じた治療を行います。
より詳細な検査のために蛍光眼底造影検査が必要な場合、眼球内部の手術が必要になった場合、他科の疾患が疑われた場合は連携する基幹病院にご紹介いたします。