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- 目がごろごろする
こんな症状はありませんか?
「目がごろごろする」という感覚は、目の不快感や異物感を指し、様々な原因によって引き起こされます。以下のような症状がある場合は、お気軽に当クリニックへご相談ください。
- 目に砂が入ったような感じがする
- 瞬きをするたびに目に違和感を感じる
- 目を動かすと異物感が強まる
- 目に何かが入っているような感覚があるが、何も見つからない
- 目の乾燥
- 視界がぼやけることがあり、目をこすると一時的に改善する など
目がごろごろする生活習慣
まばたきをすると何かが引っ掛かっているような感覚や、眼球とまぶたの間に何かが入り込んでしまったような感覚を、「目がごろごろする」と表現します。この目の異物感の原因には、以下のようなものが考えられます。
目が乾燥している
本来涙には、まぶたと眼球の間の潤滑剤としての役割があります。パソコンやスマートフォンを長時間使用したり、エアコンの効いた部屋に長時間滞在したりすると、眼球の表面を覆っている涙が蒸発しやすく、目が乾燥します。結果、まばたきのたびにまぶたが眼球に擦れるような状態になり、異物感が現れるのです。
この他、瞼にあるマイボーム腺という油を分泌する組織の働きが低下している場合や、ストレスや睡眠不足などが原因で自律神経が乱れている場合にも涙の分泌量や涙の質が低下し、目が乾燥してごろごろするようになることがあります。
涙が不足するとコンタクトレンズが角膜に直接擦れて異物感を生じます。
コンタクトレンズのケア不足
コンタクトレンズは角膜(黒目)を覆っている涙の上に浮いた状態で視力を矯正していますが、涙が不足するとコンタクトレンズが角膜に直接擦れて異物感を生じます。コンタクトレンズに傷や汚れがついていると目の異物感や痛みとして現れることがあります。
実際に異物が入り込んでいる
砂ぼこり、ゴミ、虫、まつ毛など、何かが実際に目に入り込むと、目のごろごろ感や痛みにつながります。たいていの場合は涙が洗い流してくれるので心配いりませんが、症状が続く場合や鉄粉・化学物質などが入った場合は炎症や感染、最悪の場合失明の危険性もあるため注意が必要です。
目がごろごろする場合に疑われる病気
目の異物感が現れている場合に疑われる病気には、以下のようなものが挙げられます。
ドライアイ
目の涙が不足するか、涙の質が悪いことで目の表面が十分に潤わず、目の乾燥、炎症、異物感を引き起こします。
感染性結膜炎
細菌やウイルスによる感染が原因で、目の充血、かゆみ、目やに、そしてごろごろする感じの異物感を引き起こします。
アレルギー性結膜炎・花粉症
アレルゲン(花粉、ダニ、ペットの毛など)に対する反応で、目のかゆみ、充血、水っぽい涙、そしてごろごろする感覚が生じます。
角膜炎
角膜の炎症で、感染や外傷が原因の場合が多いです。痛み、赤み、視力の低下、まぶしさ、そして異物感を伴います。
麦粒腫・霰粒腫(ものもらい、めばちこ)
まぶたにできる腫れ物(麦粒腫は感染による急性のもの、霰粒腫は油詰まりによる慢性のもの)です。痛み、腫れ、そして目に異物があるような感覚を引き起こします。
逆まつ毛
まつ毛が内側に向かって成長し、角膜や結膜を刺激します。これが目のごろごろする感じ、痛み、視力への影響を引き起こすことがあります。
目がごろごろする場合の検査
目がごろごろとする違和感がある場合、眼科では問診と視診を行った上で、次のような検査を行います。
- 視力検査
- 細隙灯顕微鏡検査
- 眼圧検査 など
これらの基本的な検査の他、症状に応じて涙液検査やアデノウイルス検査、アレルギー検査などを実施する場合もあります。
みよし眼科では患者様としっかりとコミュニケーションをとり、病気やその原因を明らかにするよう、検査を行っています。目の異物感が続いている方は、そのままにせず、当クリニックへご相談ください。