アレルギー性結膜炎・花粉症

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アレルギー性結膜炎とは

アレルギー性結膜炎とは

私たちの体には免疫と言って、体内に侵入する病原体や異物を排除するためのシステムが備わっていますが、このシステムが過剰反応を起こした状態がアレルギーです。
アレルギー性結膜炎とは、アレルギー反応を引き起こす物質(アレルゲン)が目の表面に付着することで、まぶたの裏側から白目部分を覆う結膜という粘膜に炎症が起きる病気です。

アレルギー性結膜炎の症状

アレルギー性結膜炎では、次のような症状が現れます。

  • 目にかゆみを感じる
  • 白目が充血している
  • 目に異物感がある
  • 目やにが増えている
  • 涙目
  • まぶたの裏側にブツブツとした突起ができている など

アレルギー性結膜炎の原因

アレルギー性結膜炎は、主に次のようなアレルゲンが原因で起こります。

花粉

スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉が原因となります。

ダニ

家の中にいるダニのフンや死骸もアレルゲンとなります。

ペットのフケ

犬や猫などのペットの毛やフケも原因となります。

カビ

カビから放出される胞子も原因の1つです。

アレルギー性結膜炎の検査

みよし眼科ではアレルギー性結膜炎の検査を2段階に分けて行っています。

涙液総IgE検査

第1段階で行うのは、涙液中IgE検査です。この検査では、涙の成分を測定するだけで、目の表面でアレルギー反応が起きているかを判断することが可能です。

アレルギー検査

アレルギー反応が起きていることが判明すれば、ご希望により第2段階、つまりどんなアレルゲンが原因かを調べる検査に移ります。

当クリニックでは指先の少しの血液を採取すれば20分で結果がわかる、サーモフィッシャーダイアグノスティックス社のアレルギー検査を導入しています。

アレルギー性結膜炎の治療

アレルギー性結膜炎の治療は、点眼薬や塗り薬を用いた薬物療法とアレルゲン対策に分かれます。

薬物療法

抗ヒスタミン薬やケミカルメディエータ遊離抑制薬などが含まれる抗アレルギー点眼薬やクリーム、症状の強い時はステロイド剤の点眼や軟膏を使い、アレルギー反応を抑制します。

アレルゲン対策

アレルギー性結膜炎の原因はあくまでアレルゲンです。アレルゲンに触れると、症状が出ます。そのため薬物療法と並行して、アレルゲン対策が必要になります。

アレルゲンが分かっていて接触を避けられる場合は、接触しないようにすることです。一般的には外出時の眼鏡の着用、帰宅後の洗顔や手洗い・目もとの洗浄、こまめな掃除などです。

花粉症とは

花粉症とは

花粉症は、植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応の一種で、いろいろな種類の植物で起こります。空気中の花粉が人々の目や鼻、喉に接触することで、アレルギー反応を引き起こします。

花粉症の症状

花粉症では下記の目の症状に加えて、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状が現れます。

  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • 涙目・目やに
  • まぶたの腫れ など

花粉症の原因

花粉症は、樹木、草など特定の植物の花粉に対する免疫システムの過敏反応によって引き起こされます。(ヒスタミンを含む化学物質の放出)

花粉症の検査

花粉症の診断には、主に血液検査が行われます。

血液検査

血中の特定のアレルギー抗体(IgE)のレベルを測定します。

花粉症の治療

当クリニックでは、主に花粉症による目の症状の緩和を目的とした治療を行います。

抗アレルギー剤

目のかゆみや充血を緩和するための目薬やクリームを処方します。

ステロイド剤

症状が強い場合に、炎症を抑えるために処方します。

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