涙が出る

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こんな症状はありませんか?

こんな症状はありませんか?

涙は私たちにとって非常に大切な役割を担っています。血液を原料に作られる涙は、眼球側から順番にムチン層、涙液層、油層の3層から構成されています。

涙には5つの役割があります。すなわち乾燥防止、酸素・栄養の供給、感染防止、眼球表面の創傷治癒、眼球表面の平滑化です。こうした涙の働きにより、私たちの眼球は健康に保たれています。

そのため、涙が出るのは本来生理現象で、問題視する必要がありません。しかし流涙症と言って、涙がこぼれ、症状が現れている場合は、何かしらの異常が目に生じている可能性があるため、注意が必要です。

 

  • 涙がポロポロこぼれる
  • 涙で目の周りがただれる
  • 目が乾燥している感じがする
  • 目に刺激物が入ったような感覚
  • 強い風や光にさらされた時に涙が出る
  • 目のかゆみや赤み
  • 目やにの増加
  • 外出時やパソコン画面を見ている時に特に涙が出やすい など

涙が出る場合に疑われる病気

流涙症が見られる場合には、次のような病気が疑われます。

涙道狭窄・閉塞

涙道が何らかの原因で狭くなったり、涙が詰まったりして排出できなくなる病気です。その結果、鼻から喉へ流れていくはずの涙が溢れ返り、涙が溢れます。

結膜弛緩症

結膜弛緩症は、結膜(白目)が加齢などに伴って緩んできてくる、40歳以上に多い病気です。目のしょぼしょぼ以外には、涙目、異物感などが症状として現れます。

ドライアイ

デジタル機器の画面の見過ぎ、コンタクトレンズの長期間・長時間に渡る使用などが原因で起こる症状で、眼球の乾燥に伴い一時的に多量の涙が分泌されることがあります。

アレルギー性結膜炎・花粉症

結膜(白目)で花粉などのアレルギー物質へのアレルギー反応が生じる病気です。目のかゆみや異物感に加え、涙の量が増えることがあります。

感染性結膜炎

感染により、結膜に炎症が生じる病気です。炎症に反応して、涙が出る場合があります。

ものもらい

まつ毛の根元周辺に生じる病気で、腫れや赤み、痛み、炎症などを伴います。こうした症状に反応して、涙が出るケースがあります。

逆まつ毛

まつ毛が眼球側を向いてしまう病気で、毛先が眼球に接触することで涙が出ることがあります。

涙が出る場合の検査

流涙症が現れている場合、眼科では視診・問診を通じて症状を確認し、各種検査を実施して原因を絞り込んでいきます。

  • 視力検査
  • 眼圧検査
  • アレルギー検査
  • 涙液検査
  • 涙道通水試験 など

大阪市西区・西長堀のみよし眼科では、「涙が止まらない」「理由もなく涙が溢れる」といった症状にも対応しています。お困りの際はお気軽にご相談ください。

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